学芸会

10月28日(土曜)は、女川一小の学芸会の撮影に行ってきました。
現在、女川二小の校舎で授業を行っているため、使用する体育館も午前中が一小、午後から二小の学芸会という風にシェアして使用することになったようです。

この体育館はついこの前まで、支援物資の倉庫になっていました。年間行事通りに学芸会が体育館で開催できるとは思っていなかっただけに、無事に開催され、生徒達も保護者の方もうれしかったでしょう。

中に入ると、出番を待つ子供たちの笑顔。「おはよう!みんながんばってね!楽しみにしてるよ!」と声をかけて体育館の中に入りました。壁には学芸会のテーマ『みんなが笑顔になる最高の学芸会』という横断幕が掲げられていました。
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入学式にはあどけない幼児だった1年生も、すっかり大人になっていて演技も輝いてました。『スイミー』という劇を演じたことに私は感激しました。大人の考え過ぎかもしれませんが、あの津波があったにも関わらず、海を愛し、魚の演技をするってことが、女川っ子っぽくていいなと感じました。

6年生は『ソメコと鬼』という呼びかけ劇をしました。呼びかけや歌、動作などで表現する難しい劇でしたが、軍手を使ったパフォーマンス、太鼓やリコーダーの演奏と、浴衣でのダンスなどなど。さすが6年生だなと思いました。

全校合唱では、『ありがとうの花』『学芸会の歌』の他に、『一小校歌』も歌いました。
校長先生のスピーチに感激。生徒たち、職員の方々をずーっと引っ張ってきた校長先生。この日も温かいお話をしてくださいました。
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主役はもちろん生徒たちなんですが、学芸会の準備をしたり、衣装をそろえたりしてくださった保護者の方々の熱い想いが伝わってきました。通常であれば学芸会の衣装などは「家にあるもの」で代用するのは簡単だと思いますが、家が流されてしまった後では、「家にあるもの」が無いんですよね。浴衣ひとつにしても用意するのが簡単ではなかっただろうと思います。

3年生はお揃いの水色のポロシャツを着ていて、後で先生にうかがったら「秋刀魚祭りでもらったやつを全員で着たんだよ〜」とおっしゃってました。あるものを上手に活用して、いつもと変わらない学芸会に仕上がったことに、そして影で支えている先生方や保護者の方々に拍手を送りたいと思います。お疲れさまでした。
by monchicamera | 2011-11-03 13:41 | 311とその後
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