パリ6区イベント「みらい」

ご無沙汰しております。みなさんお元気でしょうか。
パリ6区(セーヌ左岸のエリア、サンジェルマン・デ・プレ周辺)でのイベントに参加するため、パリへ行っていました。

詳しい内容はコチラに書かれております。
フランス生活情報 フランスニュースダイジェスト - 「みらい-はねをひろげて」

このイベントには、地元の方々が多く集まりました。実際に集まった方々とお話をしてみて感じたことは、「震災後の日本への関心が高いが、現状を知らない」ということでした。
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福島の原発のことは当然ながら質問されますが、「津波の後で人の生活はどうなっているのか」ということもやはり気になっているようでした。私の作品見たり、スピーチを聞いてくださった方々からは「知る場を与えてくれてありがとう」と言われました。みなさんは被災地のその後がどうなっているのか、ずっと知りたかったのです。報道では分からない裏側、例えば---人の生活、人の強さ、希望。そういった現場の声が聞きたかったそうです。
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そういう意味では、私の写真『女川に生きる人』シリーズは、それを伝えるのに良い方法でした。大きな震災が起きると、災害の規模ばかりに目がいってしまいますが、大切なのは「人間がそこでどうやって生きていくのか」という部分なのだと思います。

展示では、同じ女川町出身でスペイン在住の先輩も参加しました。同世代で感じる別の女川。彼女は震災後何度もスペインから駆けつけ、両親の世話をしながら、地元のボランティアに参加してきました。故郷のためにできることを精一杯やってきた彼女ならではの視点が印象的でした。

震災はいつ自分の身に起きるか分かりません。こうして立ち上がった人々を知ることはとても有効です。パリのみなさんの役に立つことができ、写真展をやってよかったと思います。そしてパリのみなさんの被災地への想いを感じることができて良かったです。
by monchicamera | 2011-11-23 23:04 | 311とその後
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