女川商店街復幸祭を終えて

3月18日(日)、復幸祭は無事に終了しました。人口1万人だった女川町は震災後約6000人に減りました。そこへ、なんと10000人近くの来場者があったのです!これだけの人が集まる日が来るなんて、思いもしませんでした。復興と言われてもピンと来なくて、家々が流され、瓦礫が山積みにされた状況から、たとえ「1日限定」だとしても、脱することができたイベントだと思います。こうして昔のような賑わいが女川に戻っただけでも価値のある一日でした。
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 会場となった総合体育館には人がぎっしり。震災直後は避難所にもなっていて2000人以上が避難して来た体育館でしたが、こうやって1年経ってお祭りイベントができるなんて夢のまた夢のような感じです。初めて見るイーガーショーにも感動!商工会青年部のみなさんが、徹夜してコスチュームを作り、練習に励んでいる姿が目に浮かびます。セリフにも女川ネタが満載で、ご当地モノとしては完璧すぎる演出です。見に来ていた子供達も大喜びでした。

多くのボランティアがお手伝いをしてくださったことへも感謝です。ツイッターで知り合った何人かの方ともお会いしましたし、実際に東京からお祭りへ足を運んでくださった方も多かったです。道すがら交通整備をしてくださっている方々に、車から「ありがとう、ありがとう」と言いながら通行しました。

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司会を務めていた高政さんのツイッターに書かれた言葉に涙しました。「復興というと経済的な面にばかり目がいくけど、私たちが女川にほしいのは心からの笑顔が溢れる街の人々の姿なんだ。女川人も、ここに来てくれる人々も、うまいもん食って、楽しんで、季節を感じて、日々を生きる。みんな笑顔。それが復幸なんだ。復幸しようぜ」

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実行委員長の阿部淳さん(マルキチ)はじめ、このお祭りのスタッフは私と同世代の若者達です。今回私は何のお手伝いもできませんでしたが、こうして町を盛り上げようとしている仲間の勇姿がとても印象的でした。お祭りの文字通り、幸せが往来するような女川町にして行きたいと思ったお祭りでした。
by monchicamera | 2012-03-25 23:50 | 311とその後
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