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久しぶりの会津若松

今年初の会津若松。小学校の修学旅行同行撮影でした。昨年は撮影の機会がたくさんあったけど、今年は初でした。久振りに行くと面白いですね。今回は80年代のTVから飛び出てきたようなバスガイドさん(たぶんヅラ)と、相川翔似の添乗員さんがいて、最初は驚きましたが、仕事はしやすい人たちでした。

会津方面は1泊2日で行くにはちょうどいい感じの街。今度は温泉でゆっくりしつつ、プライベートで行きたいですねぇ。

久しぶりの会津若松_f0044846_21305841.jpg会津でお気に入りの場所は「飯森山」です。
ここは白虎隊が自刃した地で有名なんですけど、なぜかそこには母校・仙台育英の初代校長の墓もあったり(自刃したまさにその場所を、自分の墓を買うなんて最低だよな…)、名物売店がものすごい制圧的だったり。傍から見て、とても興味深いです。

その飯盛分店というところ、いわばファミリービジネスなんです。娘が白虎隊の踊りを見せてくれたり、おばちゃんがガイドをしたり、無料で至れり尽くせりなんですよね。おまけに、修学旅行で訪れる小学校と「土産物はここで買わせる」みたいな提携をするんですよね。他の土産物屋にしてみれば迷惑な話ですけど。

で、そこは上手な商売やってて、先生方や添乗員に¥500相当の喜多方ラーメンをくれたり、お茶やお汁で接待してくれるんです。こんなにサービスしてもらっていいのかな?と思うんですけど、よーく考えると80人規模の6年生が来て、¥3000/人 買ってくれたとすると、24万円の売り上げがある。ピーク時では1日20校くらい訪れるから、480万円の売り上げ。そりゃ、ラーメンも無料でくれるよなぁ。

「はいっ、みなさん残り時間5分です。買い忘れはありませんか?木刀は買いましたか?家族にはちゃんと土産を買いましたか?」なーんて言葉巧みにアオル放送したりする。小学生は素直だから「あと5分」って言われると、全財産を払ってでも買っちゃう。あーあ。

名物でもなんでもないような、野口英世が書いてあるクッキーを無理矢理10個も買わされちゃったりしている小学生。明らかにお小遣いの額をオーバーしているのがバレバレだ。

最後に小学校を見送る時は、ボスのおばちゃんが登場。デブでパンチパーマ、おまけに超タラコ唇+真っ赤な口紅。かなりインパクト大です。その彼女がスピーカーを持って「ありがとうございますっ!後輩達に『安くてイイ店だったよ!』と伝えてくださいっ!!先生方また来年もお待ちしておりますっ!!!」と大声で言うのである。しかも最後の台詞は「ばいなぁらぁ~♪」である。バイキンマンでも言わないぞ…。

売る側と買う側。
まるで人生の縮図のような場所です。
by monchicamera | 2006-06-16 23:08 | 仙台日記
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