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震災前の女川のまち(映像)

twitterで「昨年12月の熊野神社からの映像と、今年2月26日の女川駅ホームからの映像をアップしました。iphone手持ち撮影なのでブレていますが、見てみてください。 」とメッセージをいただきました。@jh1kowxiu さんありがとう。とても貴重な映像ですね☆

宝石箱のようないろんな屋根やビルが建ち並んで、女川湾はひっそりとコバルトブルーにたたずんでいる。病院の上にある熊野神社から撮った映像です。ぜひ見ていただきたいです。そして津波によってどれだけ町が無くなったのか、津波の怖さも知ってもらいたいし、ここで今生きている人たちのことをほんの10秒でいいから想ってもらいたいです。



熊野神社からの写真はコチラ。
□震災後6ヶ月(9/20撮影)
http://monchiblog.exblog.jp/16609668/

□震災後1ヶ月(4/中旬撮影)
http://monchiblog.exblog.jp/15873215/
by monchicamera | 2011-09-28 22:29 | 311とその後

遺体を探す裏側で…

台風がすごかったので、そろそろ遺体があがっていることかもしれないと思い、宮城県警のwebや女川町のHPをたまにチェックしています。

最近よく耳にするのが、「DNAで照合して発見できた。ホントはずっと前に遺体が上がっていたのに、写真も沢山見ていたのに探せていなかった」という言葉です。もしかして私もその一人かもしれないと焦ったりもします(焦ってもしょうがないんだけど…)。

そこで感じた事。
たくさんの遺体を回収し、検死をし、管理をする人がいます。泥だらけの衣類を洗ってくれ、写真を撮ってくれる人がいます。それをデータ化し整理してくれる人がいます。そこに集まる遺族に優しく声をかけ、探すのを手伝ってくれる人がいます。

一方で、私たちは見たくもない無数の写真をめくり続け、自分の親の姿を捜すだけ。なかなか見つけられないことに苛立つこともあるし、資料写真がヒドすぎて具合が悪くなることもあるけど、こうして裏方でがんばってくださる方々がいるからこそ、両親を捜す事ができるのです。

以前「亡くなった方にも尊厳がある。遺体捜索に全力を…」という新聞記事を見たけど、実際に(特に最初は忘れられません!)遺体安置所へ行き、無数のファイルを目の前にした時には愕然としました。「これだけの量に対して尊厳とか言ってられないよ、まとめるだけでも大変だよ」と内心思いました。

だけど、この作業を黙々とやってくださる方々がいるんです。今になってこの丁寧さを見ると、ちゃんと1人1人に人間としての尊厳を与えてくださっているんですよね。

その方々に感謝せずにはいられない。人を影で支えるということがどんなに大変なことか。きっと中には家も流され、大事な人を失った方もいると思います。日常の裏側で、こんなに辛く大変な仕事をしてくださる方がいることを、もっと知ってもらいたいです。そして見つけたときには「ありがとう」という気持ちを伝えていただきたいと思っています。ちなみまだ私の両親はみつかっていません。
by monchicamera | 2011-09-27 12:56 | 311とその後

2ヶ月半ぶりの女川撮影

ここ数ヶ月、毎日更新できてなくてごめんなさい。
9/18から21まで宮城に行っていました。大崎市でのコンサート。仙台短篇映画祭2011、女川での新しい企画の打ち合わせ、そして台風が直撃するであろう前に新幹線に乗り込み帰ってきました。

その話をちょっとずつ。
仙台短篇映画祭2011では、42名(だったかな?)の監督が作った3分11秒の短編映画集。友人の作品も出展していたため見に行きました。それぞれの想い、監督ごとの思考があって面白かったです。日芸の同級生が3名が出展していて驚きました。上映後は監督たちのトークショーもあり。
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台風が来る前日。9/20は2ヶ月半ぶりに熊野神社へ登りました。7/3から登ってないんだよね。あの定位置で写真を撮り続けようと思いながら、なかなか行く時間がありませんでした。空き地には雑草が生い茂り、生命の存在をアピールしている様な印象も受けましたが、我が家の周りは満潮になると海水に浸るので残念ながら雑草すら生えないのでちょっと寂しい感じもしました(解体した後ですから、なおさらです)風が強く、カメラもびしょ濡れになりました。自分の中の整理しなければならない思いが、この神社に登るとすーっと見えてくる感じがします。
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元ご近所さんだったお姉さんと話す機会もありました。
「うちの3人の子供達を時間があると散歩に誘ってくれて、熊野神社へいつも行っていたのよ。」と聞かされました。父はこの山から眺める海がきっと好きだったに違いない。
by monchicamera | 2011-09-27 11:43 | 311とその後

旬の人

仙台の写真展の時に取材を受けた共同通信さんの記事。
今週末、全国のあちこちの新聞に掲載されたました。
大分の方から「大分合同新聞夕刊」の記事を頂いたのでアップしますね。
この半年間のことが、よくまとめられているなぁ。
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by monchicamera | 2011-09-25 09:53

台風一過

昨夜の台風15号(ロウキー)はひどかったですね。みなさんご無事でしょうか?
逗子の我が家、アパートなのに庭があるんですけど、そこに置いていた簡易倉庫(身長くらいの高さがあります)が、17:40頃に「どーーーん!」と音を立てて倒れました。
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外はピューピューと風が吹き荒れ、庭に出るかどうか一瞬躊躇いましたが、中には津波跡から拾ってきた父の遺品であるカメラが入っていたので、それだけでも救出せねば…と思い、カッパを上下しっかりと着込んで外にでました。幸い、中身は無事。倉庫は放置しました。

旦那が福岡へ出張だったため(当然ながらフライトキャンセル、彼は福岡泊となり美味しい料理を堪能していたようでした)、1人で留守番。雨戸は閉め切っているものの、怖い夜でした。朝になって見てみると、やっぱり凄かったです(笑)我が家の被害はこれだけで済んでよかったです。
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さて、女川の被害ですが…。
21日の朝から雨がずっと降り続き、駅前郵便局の交差点が通行不可能に…至る所で冠水していました。5/30の台風よりもひどくなりそうな気配が漂ってました。
※河北新聞9/22朝刊の写真
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昨夜からtwitterを通して、清水/新田地区が大変なことになっているのを知りました。清水の山奥の方から流れる土砂がどんどん流れ込み、一号橋は滝のような流れになり、「女川」は決壊寸前。22:05には自衛隊要請が出たとのこと。

※NHKのニュースより写真を借載
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この地区には新しい仮設住宅が3団地あり、みなさん集会所に集まるなどして、避難に備えていたそうです。津波を恐れ山奥に作った仮設なのに、台風被害で山側から攻められるとは想像していなかったでしょう。けがもなく、住民が声をかけあったり協力し合って一夜を過ごした様でした。

※おながわ災害FMより写真を借載。翌朝の清水地区の様子。
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今回はまたもやtwitterが大活躍しました。このネットの恩恵を受けれる時代に感謝します。そして情報をくださったみなさま、ありがとうございました。

清水地区の奥では、母の大事な親友家族が暮らしています。2階で寝ているから命には関わらないと思ったのですが、「買ったばかりの新車が冠水してダメになったらどうしよう…」とか、「万が一山から流れて来る水で流されたらどうしよう…」と不安になり、夜22時だったけど、思い切って電話しました。おばさんは「え?外はそんなに大変な状況なの?」と驚いた声で、状況も知らずに既に床に入っていた様でした。

翌朝、電話がかかって来ると「あの電話のおかげで、車も移動したし無事だったのよ!ありがとね。外は大変な状況になっていて、家からは出られないけど、水が引けばなんとかなるから!」と言っていました。

夜中の電話で迷惑だったのかもしれません。図々しく電話して、結果的におばさんの車が無事で良かったです。ちょっとした行動が、相手にとっては助けになる場合があるんだと、311から得た教訓を活かすことができました。
by monchicamera | 2011-09-22 12:35

6ヶ月経ったコバルトブルーの女川

6ヶ月を過ぎて。海外のin focusというネットに写真が載っていました。主に石巻、気仙沼、女川の写真が載っています。10番は女川スーパーおんまえやあたり、24は女川って書いてあるけど心当たりがない場所なのでなにかの間違いかと思います。

そして28番の写真!!我が家のあたりです。解体された後ですね。撮影日が9/7と書かれています。自分では撮ることのできない上空ヘリから撮影されたと思われる写真。コバルトブルーの海が愛おしいです。「フォトショップでいじってるんでしょ?」と思われるかもしれませんが、女川の海は太陽の光を受けると、美しく輝くんですよ。

マリンパル(中央の茶色い建物2つ)周辺は満潮の度に冠水するので雑草すら生えませんが、あたり一面を見渡すと雑草が元気良く伸びて、辺り一帯が草原のようです。瓦礫もだいぶ片付き、地面がむき出しになっている女川の中心部。海の青さがよりいっそう美しく輝いています。
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※我が家の場所が分からない人のためにマーキングしてみました。海岸がものすごく近いです。


そしてこちらのNATIONAL POSTにも6ヶ月の経過がわかる写真が写っています。最初の3枚が女川です。
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by monchicamera | 2011-09-17 19:17

マンフロット「Click for Hope」

マンフロットというイタリアの三脚メーカーがあります。三脚がぶっ壊れたので、新しいのを購入しようとwebを見ていました。イタリア製だけあって、デザインが洗練されています。うちの旦那さんがビデオ用の三脚を2つ購入し、三脚のケースがあまりにもオシャレで、私もマンフロットが欲しくなりました。2万円キャッシュバックキャンペーンなるものを実施していてお得です。買い替えを検討している方、この機会にどうぞ。

そしてマンフロットでは、東日本大震災のチャリティーの一貫として、フォトコンテスト「Click for Hope」を実施しています。これはweb上から投票ができます(Twitterのアカウントが必要)
投票すると100円が募金されます(マンフロット株式会社が100円に換算し日本赤十字社に寄付するそうです)

写真のコンテストという形式も気軽に参加できるし、審査委員に私に影響を与えてくれた藤原新也さんや、同じ宮城出身の平間至さんも参加しており、身近に感じるコンテストですね。twitterアカウントお持ちの方は、ぜひご参加ください。
by monchicamera | 2011-09-16 20:09

修学旅行

女川小学校合同の修学旅行の撮影に行ってきました。3日間で栃木を学習し、子供達にとっても貴重な体験をし、色んなことを考える良い旅となりました。
各地で撮った集合写真は3カット。参加した一小・二小(四小は欠席でした)全員分を、みなさんから頂いた募金(元気玉プロジェクト)でまかない、子供達に渡す予定です。みなさんの温かい支援、心に残る思い出の1ページになっています。ありがとうございます!
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写真は、一日目の宿泊先「星ふる学校くまの木」にて。古い木造校舎を改築した宿泊施設の前で喜ぶ女川一小の6年生たち
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同じく、女川二小の6年生たち。各自好きなのポーズで撮影。元気いっぱい!

修学旅行のレポートは、女川一小PTAさんのブログで紹介しています。ぜひ子供達の元気いっぱいの活動をご覧下さい。
by monchicamera | 2011-09-12 19:53 | がんばっぺ女川【募金】

TBC東北放送 「ロジャー大葉のラジオな気分」のインタビュー

写真展『LIFE』in 仙台 メディア出演
8/25(木)13:00〜東北放送
「ロジャー大葉のラジオな気分」に、ラジオカーの中継車がやってきました!
生インタビューがyou tubeで聞くことができます!

by monchicamera | 2011-09-06 21:34

不要になったTシャツ(色モノ大歓迎)募集!

写真展で紹介した、女川・イーガーfamilyの支援のため、不要になったTシャツを募集します!この夏に活躍したTシャツを捨てる前に…。再利用させていただきまーす!

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<欲しい古着Tシャツ>
・色のTシャツ大歓迎(白以外)
・柄モノOK
・汚れがひどすぎなければOK
・必ず洗濯したものをください

<送り先>
私宛に郵送してください(送料はご負担願います)
タイトルに「Tシャツ」と書いて一度メールをください。
私の方でまとめてイーガーfamilyさんにお渡しします。
info★monchicamera.com
(迷惑メール防止のため、★を@に変換してね)

<募集期間>
一次募集締め切り:9月末
二次募集締め切り:10月末
by monchicamera | 2011-09-04 20:28