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私のドキュメンタリーが放送されます

私の1年間を追ったドキュメンタリーが放送されることが決定しました。日本国際放送にて、世界中で放送されます。インターネットで視聴できますので、ぜひご覧下さい。
http://www.jibtv.com/programs/1014946018/about.html?n=0

このドキュメンタリーは、前作「Standing Up, Moving Forward」という番組の続編で、「FORWARD」という枠で放送されます。制作・撮影を担当したディレクターは、前回と同じ久地浦恭寛氏。世界中を駆け巡る彼の視点が捉えた「女川」と「鈴木麻弓」、その周辺に想いを寄せた構成になっております。

5月30日(水)日本時間 11:30pm
5月31日(木)日本時間 3:30am,6:30am,10:30am,2:30pm,6:30pm
全六回、以上の時間に繰り返し放送されます。

日本国際放送(番組が映らない時は、ダウンロードしてください)
http://www.jibtv.com/index.html?n=0

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by monchicamera | 2012-05-26 11:23 | 311とその後

「おながわ散歩」始めました

「おながわ散歩」というページを立ち上げました。女川の良い所を紹介するページでーす。写真をいっぱいアップします。お店の宣伝効果ももちろん狙ってますが、それ以上に女川が復活していく様子や、お店の人の元気な様子などを伝えたいと思っています。そして「女川に行ってみたい」と思ってもらえるようなページにしたいです。

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Facebook「おながわ散歩」で検索
こちら


「おながわ散歩」フログ版も開設しました。
http://onasanpo.exblog.jp/
by monchicamera | 2012-05-24 23:56 | 311とその後

5月31日講演会のお知らせ

*講演会のお知らせ*
『写真の日』基調講演
日時:5月31日(木)14:00〜16:00
場所:主婦会館プラザエフ8階(四ッ谷)
演題:「改めて実感する写真の力の素晴らしさ」
主催:日本写真文化協会

若干名ですが一般の方でも講演会に参加できます。料金は無料です。
(懇親会へは一般の方のご参加はありません)

参加希望の方は、参加する方の
・お名前
・携帯電話番号
を明記の上、 info@monchicamera.com までメールをください。こちらから返信後、参加確定といたします。
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by monchicamera | 2012-05-24 21:59 | 311とその後

女川 五部浦地区3

一番南に位置するのが塚浜(つかはま)と小屋取(こやどり)である。すぐ後ろに見えるのは女川原発。とても不思議な空間である。こうして見ると、予定よりも10m高い位置に建設されたのがよく分かる。
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f0044846_1132341.jpg小屋取には小学校時代に一緒に習字を習っていたお友達が数名住んでおり、夏休みにも泊まりに来た事がある。家の目の前に小さな漁港と小さなビーチがあり、毎日泳いだ記憶がある。水着に着替え、海に向かって坂を降り、好きなだけ遊んでいると、近所の人がジュースをくれたりした。そして濡れた水着のまま坂を駆け上がり家に行くのである。女川の町の中心部は漁港だけなので、海が目の前なのに泳げる所はなかったため、小屋取のこうした夏の生活はとても豊かに思えた。砂浜を歩き、当時を思い出した。あの時の友達はみんな元気だろうか。
 小屋取は他の浜と比べ、津波の被害が大きくなかったような印象だ。もちろん被害はゼロではないが、高台の住宅が残っていることに感動した。

by monchicamera | 2012-05-24 11:40 | 311とその後

女川 五部浦地区その2

飯子浜(いいごはま)の隣りには、「夏浜海水浴場」へ出る。このビーチは鳴り砂100選にも選ばれる、白く輝く、そして素足で歩くとキュキュと音のなる程、砂がきれいなビーチである。子供のころから夏になると海水浴に連れて来てもらっていたし、大人になってからも姪たちと遊びに何度も来た。

2007年8月撮影
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2012年5月撮影
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道路は激しく陥没し、ビーチに出るのもやっとだった。砂地が驚くほど狭くなっていたのには驚いた。きっと満潮になると砂浜は消えてしまうんじゃないかな。後ろの看板「何か大切なこと 忘れてはいませんか」という文字が虚しく残る。

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漁港は埋め立てをした様子だが1mも地盤がさがった場所では、漁業を再開するのも大変そうだ。この五部浦地区を回っていて不思議だったのは、建物がないとどこがどこの浜なのかさっぱり分からなくなっていることだった。泳げるビーチもいくつかあり、小島を目印にしていたこと意外はさっぱり記憶にない。父に連れられてよく泳ぎに来ていた場所は「塚浜」だったと記憶するが、言われてみれば「夏浜」だった気もする。夏浜はガイドブックにも載っていて、夏になると観光客も多かった。だから我が家では人ごみを避けるようにして塚浜で泳いでいたような記憶もある。大人になってからは個人的に飯子浜を好んでいたのだが、震災後にこうして訪ねてみると、どこがどこだかさっぱり分からない。同じ女川町内とはいえその面積は広い。18歳まで住んでいた記憶というのはこんなにも曖昧なものかと感じたこの頃である。
by monchicamera | 2012-05-24 11:14 | 311とその後

女川 五部浦地区その1

女川の南に位置する五部浦地区。リアス式のくねくね道路から降りて来た先で、ぐ〜んと視界が広がる砂浜がある。大石原だ。この瞬間の海が広がる景色が大好きだ。ガソリンスタンドが目印。昔は人口も多く、ここに小学校もあった。観光客が泳ぐビーチではないが(地元の子供が夏休みにたまに泳いでいたりするけど)、震災前の浅緑色に輝く海の色はとても美しかった。

震災前2007年8月撮影
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そして震災後2012年5月撮影
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地震により道路が1m下がったために埋め立てしたと思われる。防波堤の位置は変わらない。干潮だけど海がすごく近く感じる。ビーチが消滅しているのが写真でわかる。

野々浜(ののはま)には、茶色くさびた車が砂浜に打ち上げられていた。写真を撮ろうと思ったが、先客がいて(しかもシノゴを構えた若い男性だった)撮るのをやめた。震災から1年2ヶ月が経ち、私が撮るテーマとしているものは「被害の様子」ではなく「復活する人の様子」である。津波の爪痕を追うのは自分自身がつらくなるのであまり追わないことにした。


そのまま南下し、飯子浜(いいごはま)へ。
ここには、よく泳ぎに来ていたビーチがある。小さな岩の砦のような島を目印にしていたのですぐにわかった。このビーチに横たわり波の音を聞くと、メキシコでの旅を思い出す。メキシコの太平洋岸プエルトアンヘルやワトゥルコでは、クルーズ船に乗って小さなビーチを回るエコツアーをやっていた。将来的に女川でもこんなことをやったらいいのになぁ〜と数年前までは思っていたが、こんなにも砂浜がなくなり、海水浴も観光も厳しい状態になる日がくると思わなかった。
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まるで映画のセットのように道路が落ちていた。実際に歩いてみるとアスファルトがポロポロと足下から崩れてきたので、砂浜に降りることを断念した。漁網がひっかかったままの姿が、淋しさを醸し出していた。
by monchicamera | 2012-05-23 23:00 | 311とその後

「いただきます」とは「命をいただくこと」

f0044846_1925999.jpg女川町の北に位置する指ヶ浜(さしがはま)では、震災後に種付けをしたホタテが収穫を迎えた。区長さんがお礼にと沢山のホタテを送ってくださった。5月12日に訪れたときに、「ホタテを送る」と約束したのを守ってくれたのだ。ありがたい。幸いにも放射能の数値も出なかったようで、震災後の復活第一弾としては見事なホタテで、私も嬉しくなる。1月に連れて行った「野口健さんや藤巻亮太さんにもぜひ食べさせたい」とおっしゃっていた。こんなに美味しい自慢のホタテだもんね。ぜひぜひ近いうちに連れて行きたいです。

f0044846_1931257.jpg今夜のアレンジは、まず貝柱は刺身でホタテの風味を味わいます。塩とオリーブ油をかけるだけ。小さな器に入ったやつは、ホタテのヒモをたたき、柚胡椒を合わせ(アジのたたきを作るみたいに)、最後にポン酢をかけます。奥に写っているのはキノコのガーリック炒め。ワインはセブンイレブンで売っている600円弱の白ワイン。安くて美味しいです。ホタテを咬むと、女川の海の味が広がります。

「いただきます」とは「命をいただくこと」。私の両親が眠っている海には、たくさんの栄養分が流れ込み、漁場を豊かにし、食物連鎖となり、こうした美味しい魚介類となっていきます。気持ち悪いという人もいるかもしませんが、亡くなった方々の命の分まで、私はありがたくいただこうと思っております。海の恵みに感謝。そして復活した漁師さんたちに感謝。
by monchicamera | 2012-05-22 19:15 | 311とその後

よく晴れた日曜の午後にサッカー観戦する楽しみ〜コバルトーレ〜

思い出の陸上競技場が5月末で閉鎖されてしまう。新しく町営住宅を作るために取り壊されるのが決定しているのだ。

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1990年。中学生だった私は陸上部の練習でこのトラックを走っていた。この陸上競技場が出来たのは、この頃だったと思う。中1のとき、初めて履いたスパイクで走ったあの感触が今でも忘れられない。正式な陸上競技場のふわっとしたゴムのような地面に、スパイクがさくっと刺さる、あの感触。当然ながらタイムも早くなったし、何よりも走ることが楽しく感じた思い出の場所。18歳で女川を出て、地元にこうした社会人のサッカーチームが出来るとは思ってもみなかった。そういえばJリーグが発足したのも私が中学生の頃だ。

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5月20日(日)女川のサッカーチーム「コバルトーレ」のホーム戦があると聞いて観に行った。
この日の試合はVSいわき。0対0の引き分けで終わり。いわきも震災や原発の影響で練習が難しいだろうに、よく戦っていた。汗を流す選手の姿は、どちらのチームもかっこよかった。

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よく晴れた午後、陸上競技場には心地よい風が吹き抜けていた。コバルトーレ応援番長、工藤さんと高橋さん。観覧席に集まったほとんどの人は、ブルーのTシャツやコバルトーレのタオルを持っていた。地元のチームを応援するこの一体感がたまらない。

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競技場には近くの仮設住宅の方もたくさん集まっていた。サッカーを応援する訳でもなく、ひなたぼっこをしている様子も気持ち良さそうだ。よく晴れた日曜の午後の過ごし方としては最高だ。

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サッカーの中継には、女川さいがいFMのみなさんが担当していた。暑い中おつかれさま!

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昨年10月に対談した滝沢選手にも再会!小さな体をフルに使いスピード感ある、素晴らしい選手です。
by monchicamera | 2012-05-22 18:04 | 311とその後

女川人の団結力を育む場所 〜運動会〜

昨年に引き続き、3校合同の運動会が5月19日行われました。学校対決ではなく、赤白に分かれての対決となりました。演技種目は少なく、ほとんどが競技種目。徒競走、玉入れ、綱引きなどなど、昔ながらの運動会らしいイベントとなりました。

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生徒数が少なくなっていることもあり、合同でこうした賑やかな運動会ができることは嬉しいですね。赤白対決なので、3校の生徒が混じり合って団結をして、1つ1つの競技に対して真剣勝負で挑めるのも魅力でした。個人的な意見ですが。ゆとり教育になってから「競うこと」が全国的にタブー視されている傾向を感じていました。争うことと競うことの違い。どんどん「競ってほしい」と考えてます。競うというのは「負けたくない」という気持ちであり、それが「努力」や「団結力」を生み出すのだと思います。こうした運動会の競技では、仲間と協力し合わないと成功しないのです。
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震災後女川へ何度も帰ってますが、女川人のいいところは「団結力」があるところだと思ってます。こうした学校行事の中で「仲間と団結して勝利を勝ち取る」という行動が、女川人らしさを育んでいくのだろうと感じました。高学年は小さい子供たちの面倒をよく見てくれます。また、運動会のメインを飾る赤白対抗リレーでは、各学年の代表がバトンを繋ぎます。選手に選ばれなかった生徒も、応援席から声がかれるまで熱心に応援していました。1年生がまとまって「○○くんがんばってー」と6年生にエールを送っている声も聞こえました。兄弟のように、家族のように、共に一生懸命に打ち込み団結していく小学生の姿に、女川の未来を感じました。
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また、PTAのみなさんの団結力にも感動しました。テントの設営に始まり、競技の間には、徒競走のライン監視、玉入れの籠持ち、綱引きの準備などなど。みなさんが率先して動いてました。暑い日射しの中、お疲れさまでした。
by monchicamera | 2012-05-22 17:18 | 311とその後

J-com湘南「夕なび」生出演!

f0044846_22232394.jpg 今日はJ-COM湘南の番組「夕なび」に出演しました。生放送の5分間のインタビュー。話に夢中になるとあっという間。予定していた内容の半分も話せなかった(がっくり)。生放送の難しさを感じましたが、インタビュアーの宮内さんと半田さんが上手にサポートしてくださいました。

30分の番組の中では、逗子池田通り商店街からの中継もありました。写文集を売ってくださっている地元の本屋さん「椿書房」も生出演!宮城県築館出身で、葉山に在住という年配のお客さんも中継でお話してくださいました。とても充実した時間でした。
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番組終了後は雑談会。女川の話、被災地の話、グラウンドに商店街が出来たこと、女川マダムの撮影秘話など。喋っていたらあっという間に30分。宮内さんの会話の引出しはすごいです。ありがとうございました。

番組のHPでも紹介されていました。ぜひこちらも合わせてご覧下さい。
http://blog.zaq.ne.jp/yunavihtwe/article/141/
by monchicamera | 2012-05-17 22:27