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トレーラー宿泊村 El faro その2

27日は女川のトレーラー宿泊施設「El faro」のオープン式典パーティーで、シェフとしてお手伝いをしてました。宿泊村の名前がスペイン語なので、それにちなんでスペイン料理を出してお祝いしようということになり、10月にスペイン視察をしてきた仲間と一緒にイベントの構想を練ってきました。
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海外から見た東北地方はあまり知られることがないのと同様で、私たちもガリシアについてあまり知りませんよね。私たちは「スペイン」と聞いただけで、太陽とフラメンコと闘牛をイメージしますが、スペインは地方によって食べ物も文化も違います。特にガリシアは、雨が多く緑が生い茂り、漁業も農業も酪農も盛んです。16:00からのパーティーでは、女川町内の飲食店の料理と共に、ガリシアの料理をお出ししました。ガリシアは女川と同じリアス地形であることから、魚介類の素材はほとんど同じものが捕れるので、レシピは違えど女川らしい料理になるだろうと考えました。
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女川の方々や、遠方からのゲストに好評だったのは「鯵のスペイン風たたき」と「鱈のニンニクスープ」でした。日本の味付けとは違う料理に、新鮮さを感じてもらえたと思います。また女川ならではの素材の良さを味わっていただけたと思います。ホットワインも予想以上に好評で、こういった新しい洋食が女川で受け入れられるだろうという期待感もありますね。

イベントスタッフも、女川の復興を担うメンツばかり。最高のチームワークでした。このメンツなら、これからの女川はますます楽しくなっていく予感がします。

私たちはイベントだけのお手伝いですが、宿泊村にとってはここからがスタート。これからも女川町宿泊村「El faro」を応援してます。
by monchicamera | 2012-12-29 19:09 | 311とその後

トレーラー宿泊村 El faro その1

女川の清水地区に12月27日、新しい宿がオープンしました。ニュースで見た方も多いと思いますが、トレーラを使った宿泊施設で、パステルカラーの明るい色の一角になりました。このホテルは、女川の被災した4軒の旅館や民宿さんが集まって「女川町宿泊村共同組合」を発足。1年半もの間、温めてきた宿がついに完成しました。
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宿の名前は「El faro(エル・ファロ)」と言って、スペイン語で「灯台」です。被災地を照らす光になりたい、との思いが込められているようです。「なんでスペイン語なの?」ってツッコミがあると思いますが、その辺はどの新聞もふれていないので、スッキリしない方のために私なりの解釈を書いておこうと思います(これはあくまでも個人的意見なので、適当に読んでね)

その1:三陸のリアス式海岸の「リアス」は、スペイン・ガリシア地方の「Rias(入り江)」に由来することから、スペインを意識した。
その2:女川の文化はラテン的である(家族や人付き合いを大事にする)
その3:宿の至る所に、本場スペインタイルが装飾されている(スペインタイルを作っている方が女川に居るんですよ〜)
その4:組合のメンバーであるDon ENDOは、捕鯨船に乗っていた事もありスペイン語が話せる。

まぁ、そんな感じだと思います(笑)
「ライトハウス」って宿名よりも、なんとなく「エルファロ」ってカッコいいと思います。

そんな宿のホームページはこちら
私が写真を担当しました。
http://elfaro365.com/


そして宿の案内映像は、私の旦那・佑介くんが作りました。どうぞご覧ください。
http://youtu.be/7y6JXHOfNyo

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by monchicamera | 2012-12-29 18:26 | 311とその後