Jan 21/海外にて、初の病院。

結局、荷物が届かないまま朝を迎える。Mexico Cityの朝晩は寒い。標高2200mにあり、光化学スモッグに包まれる大都市。空気だって悪いし、朝晩の気温差だって激しいし、風邪が悪化する状況はそろっている。

朝方になって熱があがってきたような感じがしたので、とりあえずアスピリンを飲んだ。が、一向に熱は下がらない。「これは病院に行くべき状況かも」と思い、友人をたたき起こし(実際には「たたき起こす」ほどの元気は残っていなかった)、知っている限りの人へ電話をかけてもらう「まともな日本人医師を知りませんか?」と。友人Dくんにしてみれば、本当に面倒な事だと思う。感謝、感謝。

運よく、お医者さんが見つかった。土曜日にも関わらず午前中から診察をしてくださるという。タクシーで30分、Dくんに連れて行ってもらう。お医者さんはドクトル高橋先生。ドクトルって辺りがスペイン語だね。なんとなく説得力がある感じ。昭和の気品の良いおじいちゃんと言った風貌で、怪しい日本語を話す。診察するのかと思いきゃ、よくわからない世間話を始めた。「メキシコへ初めてですか?」「両親はガン系統ではありませんか?」「生理は順調ですか?」などなど。
考えてみると、ドクトルは会話の中から私の体質を聞きだしていたのだった。

f0044846_12492467.jpg診察室に入ると(そこは4畳半ほどの小さな部屋で、小人が寝るような小さなベッドが置いてあった)、聴診器を肩に当て、「熱がありますね」とドクトルは言う。続けて耳の中をルーペで見ると、「鼓膜が腫れてます」と言う。風邪の症状ってこういう風になるんだぁと関心してしまった。血圧を測るのは旧式の血圧計。体温計は水銀製だ。全てが昭和にタイムスリップしたかのよう。なかなか興味深い病院だった。さらに驚いたのは、私の頬の色をみるなり、「あなたは疲れやすい体質だから、日光に当たり過ぎたりしないように」と言った。確かに5年前に精密な血液検査をした時に、血液成分のなんとかっていう部分の値が高く、同じような診断をされたのだった。ドクトルは顔色を見ただけでそれが分かるのだ!

明日からのグアテマラ出発に向けて(飛行機は既に予約してあったので行くしかなかった)、体調を整えるべく注射を打ってもらうことに。しかし、お尻に打ってもらうのは大人になって初めてだ。かなり痛い。お尻の筋肉が硬直し、歩けない。

とんでもない旅の出発になってしまった。
# by monchicamera | 2006-01-21 10:00 | Mid America2006

Jan 20/到着するなり災難が...

Mexico2日目。時差ボケで早朝から目を覚ますが、体調がおかしい。咳も止まらないし、熱があるようだ。友人は学校に行くので8:00には出て行った。見送ってから、コーヒーを飲みながらしばらくボーっとするが、預けた荷物も無いので、着替えもすることができない。

ロストバッケージの件をまず処理しなければならない。メヒカーナ航空に再度問い合わせしようと思うが、ここは現地のメキシコ人が電話した方がよいのではないか?と思い、メキシコ人の友人Santiago君に電話する。彼は会社をズル休みして、朝早くから私に会ってくれるという。

9:30am,地下鉄Auditorio駅で待ち合わせ。そのまま近くのCafeで朝ごはんを食べながら事情を話す。1年ぶりに再会するのに、しょっぱなからこんな暗い相談なんて!だが彼はイヤな顔をせず、メヒカーナ航空に問い合わせをしてくれた。メキシコ男性ってなんて優しいのぉ?しかも朝食もご馳走してくれるなんて...!

一方、メヒカーナ航空は「荷物はまだ見つかってません。今日の20:30pmにVancouverからの便が到着するので、その時にまた電話をしてください」とのこと。

昼過ぎ、いよいよ体調が悪くなってきたので、友人宅に戻って眠る事にする。薬局で咳止めを買う。70ペソ(¥770もする!)。常備薬だって荷物の中に入っていたのに...。全てはロストバッケージのせいだ!
# by monchicamera | 2006-01-20 09:43 | Mid America2006

Jan 19/まずはMexicoへ向けて出発

仙台のアパートを出て、まずは実家へ車を預けに行く。片道2時間のドライブ。そこからさらに戻るかのように仙台空港へ向かう。さらに2時間。15:30pmのフライト。一路成田へ。19:00pm発Vancouver行き。今回はストップオーバーせずに、そのまま乗り換えてMexico Cityへと向かう。Vancouverまで9時間。Mexico Cityまでさらに5時間。これってヨーロッパへ行ける距離。計算すると、22時間移動していることになる。

f0044846_12514599.jpgMexicoは3回目。毎年冬になると訪れている。別に意味はないのだけれど。今年は隣国Guatemalaも旅することに。去年訪れた先住民の村に強い刺激を受け、「さらにディープなところへ行ってみたい」と思い、Guatemala 行きを決定。スペイン語学校に通うにもコストが安いし。

今回の旅のテーマは「Fly」。仙台のメジャーバンドMonkey Majikの曲『Fly』にインスピレーションを受ける。ちょっとした浮遊感。そして平熱。熱すぎもせず低すぎもせず...そんなテンション。

f0044846_12475561.jpgMexico Cityの空港では、友人が向かえに来てくれている。一安心だわ...と思っている矢先、バッケージクレーム。預けた荷物が出てこない。飛行機を3つ乗り継いでいるから、無くなってもしょうがない。ここはメキシコだもの。「まぁ翌日には配達されるだろう」と日本の感覚で考える事にする。とりあえず、友人宅で一晩過ごす。
# by monchicamera | 2006-01-19 22:00 | Mid America2006