早朝パナハッチェル→アンティグアへ。コーヒー用の麻袋に買い込んだ荷物を積めて、シャトルバスへ乗り込む。30kgの米袋を想像してもらえると分かりやすいと思う。ドライバーもさすがに笑っていた。それをアンティグアのペンション田代に預け、今度はグアテマラシティへ向かう。今日はキリグアまで向かう予定だ。

キリグアとはグアテシティからバスで4時間。カリブ海側に向かう途中にある。キリグア遺跡という世界遺産に指定されている遺跡もある。ここに日本人の女性が
「キリグアの宿」というホテルをやっていて、レストランでは食べられないようなグアテマラの家庭料理が美味しいと聞いて、行く事を決めた。

キリグアは気候的には亜熱帯。やしの木が沢山生えているけど、朝晩は意外と冷える。アンティグアやアティトラン湖周辺とは国がちがうんじゃないか?と思えるほど、人々の暮らしも違う。先住民系の顔はまず見ないし、黒人の割合が増えてくる。住民の笑顔が印象的だ。さすがカリブ海に近いだけある。料理はグアテマラ料理とガリフナ料理という黒人料理が混じっている。

夕方到着すると、オーナーが笑顔で迎えてくれた。とてもかわいいお部屋。ウェルカムドリンクは手作りのレモネード。この気候にぴったりだ。荷物を置き、夕食までの時間は散歩に行く事にする。アジア人が珍しいのか、みんな声をかけてくれる。メキシコでは「Hola!」とあいさつするが、どうやらここでは「Buenas!」というらしい。