
対岸のサンティアゴアティトランへ行く。まぁ、どんな村か見てみたいというただの好奇心。ボートに乗って15分くらい。船に乗ってどこかへ行くという行為は、どことなく旅らしさが増す気がする。

船着場を降りるとみやげ物屋が並ぶ。パナハッチェルよりも若干高いし、商品も少ない感じがする。ただウィピルの古着が沢山売っている(が、産地がバラバラ・・・)。とりあえず、坂道を登ってパルケ(中央広場)へ。広場付近には教会があり、商店があり、青空市場があり、そして一番人が集まる。

ここの民族衣装もキレイ。女性は赤い巻きスカートを履いている。紫色で襟ぐりにだけ刺繍が入っているウィピル着ている人もいるが、これは伝統的な衣装ではなく、流行の上着である。ウィピルにも流行がある。一方、伝統的な織物は絹の糸を使って織り込んであったり、村ごとに色や柄が決まっているらしい。ここの村では、男性も民族衣装を着ていて、ズボンには刺繍が施されている。プリングルスみたいな麦藁帽子がよく似合っている。