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帰国おめでとうパーティ in東中野

帰国おめでとうパーティ in東中野_f0044846_23332.jpg今日は6年半前に住んでいた東中野にある家を訪れました。一軒家を何人かでシェアしている家です。先日のアフガニスタンでの誘拐人質事件で一躍有名になってしまった、ジャーナリストの常岡さんがこの家のご主人です。

東中野の駅から細い道を歩いていくと、懐かしさがこみあげました。
暮らしていた時期はそんなに長くなかったけど、久しぶりに会う友達の笑顔とか、やっぱり嬉しいもんですね。

帰国おめでとうパーティ in東中野_f0044846_244663.jpg彼の帰国おめでとうパーティーと題して、たくさんのお友達が集まりました。最初は7人だったかな?(写真1)次から次へとお友達が増えていって(写真2)、私が帰る頃には玄関に靴が収まりきらないほどでした。

メインはジンギスカン。羊うまかったです。
彼はムスリムだからね、デジカルビ(豚)とかはありえないね(笑)


他には、珍しいチェチェン料理が2品出てきました。
チェチェンから帰国した(正確にはロシアから追い出されたと言ってましたが・・・)女子が作ってくれました。

帰国おめでとうパーティ in東中野_f0044846_234276.jpg写真の手前に写っているニョッキみたいなもの(オレンジ色の皿)。チェチェンの田舎料理だそうです。『ジジガルナシュ』という小麦粉を練ったものを鶏肉スープで食べます。作るのを手伝いましたが、一個ずつ指で伸ばして巻いて・・・繰り返し。形はマカロニみたいですね。コツがつかめず嫌気が差しました(笑) チェチェンの田舎の主婦は、こういう根気のいるものを作っているなんて・・・すごいです。マジメというか辛抱強い国民性というか、表われていますよね。

もう1つ、白い皿に乗っているのは『ヒンガラシュ』という、カボチャ包みパイです。これもチェチェン女子が皮から手作りしてくれました。ピタみたいな生地にカボチャを詰めて焼くところまでは、まぁコレといって普通だったんですけど、その後の工程がビックリでした。焼いた後に熱湯にささっと潜して表面の粉を取り、上から溶かしバターを塗るというカロリーたっぷりの料理に大変身。これが時間がたっても美味しいんですよね。バターの風味も増すし、生地もふっくらとするんです。やはり寒い地域ならではの料理かな。バターとか乳製品を多く摂取するんですね。確か生地にもヨーグルトを入れてたような。この作り方は他の国ではあまりお目にかかれないかも・・・。焼いてから茹でる・・・ベーグルとは逆だし・・・不思議です。


常岡さんはチェチェンにもゆかりがある人なので、ジンギスカンとチェチェン家庭料理を嬉しそうに頬張ってました。どっちも5ヶ月の監禁生活ではありえないからね。とにかく無事に帰国してよかったです。
by monchicamera | 2010-10-02 23:59 | 逗子日記
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