引き続き、バルセロナの「サンジョセフ市場(ボケリーア市場)」市場の入口を左に曲がった突き当たりに食堂があります。調理場を囲むようにカウンター式になっており、並べられた食材を指差しながらオーダー。その場で調理してくれて、ワインを飲みながら食事ができます。メニューを知らなくても「これ、あれ」で注文できるから、初めての人でも安心。
隣りの人は生ハムと「今日の魚」を注文していました。大体がオリーブ油&ガーリックという味付けですが、これがまたスペインらしくて美味しい!
私が注文したのは、NAVEJASというこの貝。日本では見た事ないよね?味はホタテに似てます。これに白ワインなんて最高!
つづいて、この野菜。隣りのスペイン人カップルがおかわりしていたので、どれほど美味しいのかなと思って、隣りの皿を指差し「あれと同じのをください」とオーダー。味はふきのとうの苦みのような野菜。隣りのカップルも「最高にうまいんだぜ!」と嬉しそう。訪ねてみると近所にお住まいだそうで、食材を買いに市場へ来たときに、お昼ごはんに必ず寄るんだそうです。まさに市民の台所。お店のご主人も忙しいのに会話に混じっちゃったりして、気軽にこうやって声をかけてくれる感じが心地よい空間でした。