ツイッターの効果は素晴らしく、全国の沢山の方々と知り合いになれた。そして女川について、少しでも興味を持ってもらい、女川を訪れてみたいと思っていただけるようだ。その中には「佐々木写真館を探して行ってきました」と言う方も少なくない。8/13の解体された日まで、訪れてくれた人も多く、とてもありがたいと思う。遠く女川のことを想い、パソコン上でも手を合わせてくださる方もいる。なんとも幸せなことだろう。
「被災地に行ってみようと考えている」という方は多い。
私は「ぜひ来てください」と言いたい。それは野次馬見学とは違う。
あなたの目で見て、あなたの心で感じて欲しい。
ボランティアで行かなくていいから、ぜひ旅をしてほしい。
満足の行く旅を提供できないかもしれないけど、美しいコバルトブルーの海や女川の料理を堪能して欲しい。
女川は無くなったわけではない。人々の営みはずっと続いている。
そしてより良い町にして行こうと町民は未来を見つめている。
そこで生きている人たちと会話してほしい。
旅とはそういうもの。
ただ、この震災のことを「忘れないために」伝えてほしいと思っている。