写真集用のセレクト中。震災後から正月までの10ヶ月を入れることにした。その数60枚。報道とは違った女川の姿を見せたいと思う。
写真展の場合、震災モノは見たい人と見たくない人に分かれる。私も見たくない人側だ。瓦礫ばかりの写真はやっぱり見たくないという意見が多い。だけど、私の写真展は瓦礫等の景色ではなく人物がメインだと分かると、見たいと言ってくれる方が増える。それは見る側の「被災地で暮らす人々の様子を知りたい」という純粋な気持ちなのだと思う。そして写真展に来た方が「女川の人の笑顔がいいわね。私も元気になれたわ」と言ってくださる。その言葉は私を勇気づけてくれる。

今回の本は、震災から正月までの10ヶ月間撮影した町の様子(瓦礫の景色も多い)と6〜7月に撮影したポートレートとエッセイで構成している。瓦礫の写真は見たくない人も多いと思うが、女川の記憶として残したいのでそれも含めることにした。どのように組み合わせれば良いのか順番等で悩む。写真集はめくっていくものだから、その順番は重要だ。瓦礫の写真が続くので見る側にとって(とくに被災者にとって)苦しさを和らげたいと思ったりもする。とにかく悩む。悩みまくって良い本を作りたい。
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