
ちょうどいま、「河北新報のいちばん長い日」を読んでいます。仙台に本社がある地元の新聞社の震災からの奮闘記です。これがスゴイ。面白い。文章の書き方、ルポルタージュというか、客観的すぎず、主観的すぎず、どんどん読んでしまう本なんですよね。「地元新聞社がどのように読者と寄り添うのか」という暖かさが心に染みます。読者というのは、ほとんどが宮城県内。沿岸部は全て被災。必要な情報を表現する時でも、見出しの言葉も大事に選んでいる。社が団結していく過程も共感できる。
この本が、今夜ドラマになる。どのように演出され、役者がどのような演技をするのか。とても楽しみである。
「明日をあきらめない・・・がれきの中の新聞社 ~河北新報のいちばん長い日~」
テレビ東京 3月4日(日)夜に同局系列の6局で放送
宮城県では3月10日(土)午後1時から東北放送
3月11日(日)午後9時からはBSジャパンでも放送予定

この本の中で、P129に女川町の梅丸新聞店が登場する。販売店の店主阿部さんは「情報が全く無い、町民に新聞を配りたい」という一心で、3日後には新聞配達を再開するのである。阿部さんのヤル気は、新聞社の原動力にもなった。どうやらドラマの中では、渡辺いっけいさんが演じるようだ。知り合いがドラマの中に描かれるというのは不思議な感じがする。どんなドラマになるか楽しみである。
阿部さんは私の写文集の25人のポートレート「女川に生きる人のいま」にも登場している。ぜひこうした1人の人間にも注目してもらいたい。
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