日本写真文化協会様より「写真の日」基調講演に招かれました。震災後に私自身が感じた「写真の力の素晴らしさ」を2時間たっぷりと話させていただきました。前半は震災の様子、そして絶望の淵から自分がなぜ立ち上がれたかという話を中心に、後半は「女川マダム」について話をしました。今日はマダム達と同年代の男性が多かったせいもあり、とても熱心に、時には温かい眼差しで話を聞いてくださったのが嬉しかったです。

今日の講演会中に、旦那さんが写真を撮ってくれていました。自分の喋っている時の顔が、スライドに映る父の顔にそっくりで笑っちゃった。

また、写文協副会長の荻島さんには、とても貴重なお話をいただきました。
荻島さんは、初回から一級技能士全国技能グランプリの審査委員を勤めていらっしゃる方ですが、父が1991年にグランプリを取ったときの作品を鮮明に覚えていたことをお話してくださいました。10回コンテストをやった中での抜群の一枚だったそうです。そしてその写真は「労働大臣賞」も受賞しました。当時私は中学生でしたが、50代の父が「一生に一度の写真が作れた。あれ以上のものは俺には撮れない」と語っていたのを覚えています。このオリジナルプリントは幸いなことに現在石巻商業高等学校に保管されています。父が母校へ寄贈したために津波をまぬがれました。これはやはり残るべくして残った作品ですね。
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