ゴールデンウィーク中は、女川町の至る所で例大祭が行われます。5月3日、鷲神(わしのかみ)地区にある熊野神社の例大祭を追いかけてみました。 この地区は祭りの担い手となる世代が少なくなってしまい、北海道や三重県、愛媛県など全国各地から約100名の方が、お祭りを手伝ってくださいました。昨年の土砂降りと打って変わって、心地よい薫風の中で催事が行われました。
私の家があったところも、いつものように神輿が通って行きました。
子供の頃は当たり前だと思っていたのに、今となってはとても懐かしく、そして特別に感じますね。
お休みしたのは震災があった2011年だけでした。昨年は全国から100名もの方が土砂降りの中、お手伝いに来てくださいました。今年もたくさんの方の支えがあって、催事が実現しました。神輿が通って
行くまわりの風景こそ変わってしまいましたが、「いつものようにお祭りができる」って素晴らしいですね。
氏子の皆さんは、私が子供の頃からお世話になっている方々。「あー、おじちゃん、元気だった?」いつものように気軽に声をかけてもらえるのが嬉しいですね。小さな町の小さな伝統行事。大事にして行かなくては…と思った一日でした。