バルセロナの良さは、旧市街の古い街並みと港町らしい開放感を兼ね備えているところだ。
旧市街から散歩し、海へ向かうアプローチが実に美しい。遊歩道が整備され、サイクリングロードもある。ちょうど今は、世界水泳が開催されていて、違った意味で賑わいを見せている。旧市街のピカソの絵よりも、世界水泳のポスターの方が目立っている(笑)
土日には露店が並び(もしかすると夏の間は毎日かも)、賑わいを見せる。露店のスペース代などは、市の観光局の管轄らしい。ショップの揃い方を見ていると、どの店もレベルが高い。やや観光客向けではあるが、手作りのバックやアート作品が並んでいて、一般的消えモノらしき土産は置いてないあたりも、観光局のセンスのよさなのであろうか?
ウッドデッキの遊歩道をたどって行くと、水族館と映画館が併設するショッピングモールに出た。日曜日ということもあり、家族連れや観光客で賑わっていた。
驚いたのはモール前のベンチスペース(ウッドデッキ)に柵がないことだ。早い話が船着場になっていて、一歩足を踏み外すと海に落ちてしまう。人々を観察していると、足をぶらぶらさせ、その淵に座って気持ち良さそうに海風を浴びていた。なんたる開放感!
ウッドデッキを利用した部分は、コンクリートに比べ太陽の熱をこ吸収させる効果もありそうだ。陸に比べ暑さが幾分か和らぐ。
このスペースはセンスの良さを感じさせるが、ただ一つの問題は、コインやピアスを落としてしまったら披露には難しいだろうということ。(下は海ではないから拾おうと思えば拾えるかも)