ここログローニョは、サンティアゴ・コンポステーラ(サンチャゴ)へ向かう巡礼路の途中にある。私が滞在しているホステルにも、毎日多くの巡礼者が宿泊している。
巡礼路は「camino(カミーノ)」と呼ばれる。フランスから、山ルートと海ルートがあり、ガリシア地方の中心地サンチャゴまでひたすら歩く。
現在、朝の5;30。
さっきまで土曜日のBARから朝帰りの酔っぱらいの声がこだましていて、目が覚めてしまった。そして、次は巡礼者たちの出発準備でまたまた眠れない。

彼らは日没前に宿を出発するようだ。簡易的な朝ご飯を食べ、靴ひもを結び、思いリュックを背負って、出発して行く。日中の気温が36℃にも達するこの地は、日没前が勝負なのだろう。現在の気温は17℃。やや砂漠のような気候だから寒暖差が激しい。
声をかけた彼らは、毎日20kmほど歩くそうだ。全行程5日間だというから、参加できるシーズン毎にちょっとずつゴールへ近づくように歩いているのだと思われる。もちろん中には全行程をフルで歩き続ける人もいるだろう。

昨年、ガリシアのフィニステレ(地の果て)を訪れた時にも、多くの巡礼者達に出会ったが、こうして巡礼路の途中の宿で(しかもスペイン内陸のど真ん中で)、彼らを見かけると親近感が湧いてくるから不思議だ。
Buen viaje(良い旅を…)
酔っぱらい達を尻目に、彼らは旅立って行った。
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