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2度目のPARIS、失敗談

2度目のPARIS、失敗談をします。長いので、お暇な方だけ読んでください。

ベルギー経由の便で、ブリュッセルからパリ行きが機械トラブルでストップ。飛行機に乗ったまま2時間待たされた。当時は仏語も英語も全くわからなかったので、何故2時間も待たされてるのかが不思議だった(イライラもしたけど)。

で、シャルルドゴール空港に着いたのが23:00。
最悪なのはその後で、予約しておいたホテルの住所を持っていなかった私。こんなにも自分でドジだなぁと思ったのは初めて!!(ってか、旅行会社で手配してもらったのに、バウチャーに記入されてなかったなんて!信じられないっ)

その後どうしたかというと、予約する時点でなんとなく覚えていた、最寄の地下鉄駅を思い出し、そこまでメトロで移動。だってタクシーに乗っても安宿の場所が分かるわけないもの・・・。

2度目のPARIS、失敗談_f0044846_1134878.jpg駅についても、あたりは真っ暗。ピンクのダッフルコートを着た高校生みたいなアジアンが、大きなリュックを背負い、ポツンとたたずむ姿は異様だったかもしれない。
不安はあったものの、「PARISよ!戻ってきたぜ~!!」との思いが強かったせいか、「どうにかなる」と信じ込んでいた私。やっぱり若いってすごいね。当時23歳。

メトロの周辺を東西南北に2ブロックほど歩いてみたけど、似たようなホテルは沢山あって、しかも筆記体でかかれたフランス語は読めないし(笑)。そこに、大学生風の酔っ払いフランス人が登場。これから2次会といった様子。思い切って尋ねることにした。
「(夜なのに)ボンジュール、ムッシュ。Where is this hotel?Do you know?」

彼らは酔っ払ってるもあって、誰も相手にしてくれない。が、その中の一人が訛りのある英語で答えてくれて、「ああ、知ってるよ!次の通りを右に曲がって1ブロックだよ!」と。なんて優しい人なの!フランス男はゲイっぽいと思ってたけど、ジェントルマンもいるのね。

「よかったぁ。これで大丈夫。やっと寝れる!」と思い、荷物を片手に進むが、やっぱり宿はなかった。ガーン(撃沈)。

2度目のPARIS、失敗談_f0044846_11344319.jpg次にとった、私の素晴らしい行動・・・。
路駐していた、リネンの配送者のおじさんに尋ねること(←我ながら、良い発想だ!)
だって、彼ならあらゆるホテルを回っているんだから知ってるハズでしょ?
そして、「このホテルの場所知ってますか?予約したんだけど、場所がわからないの」と甘い声で聞いた。(誘惑するような甘い声ではなく、非常に困惑した甘い声である。どちらかというと泣きに近い)

すると、彼は英語が分からないらしく、明かりのついていてフロントマンが常時しているホテルへ案内してくれた。すると、早速、観光用の地図をひろげ、現在地と私のホテルを書き込んでくれた。地図によると、近くもないが遠くもないといった感じ。10分もあるけば着きそうだ。どうやら私はメトロの反対側出口を歩いてしまっていたらしい。

地図を片手にあるくと、やはり大学生が教えてくれた通りだった。うーん。学習能力が足りなかったのか?英語力が足りなかったのか?
無事にチェックインし、眠りについたのが1:30amだった。
by monchicamera | 2006-12-14 11:22 | 仙台日記
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