
初めて行った外国はフランスだった。
今回は自分にとって原点に帰るという旅。いつもの黒いリュックを背負い、シャルル・ド・ゴール空港に降り立つ。
バスに乗ってParis市内へ。土曜日の夜。賑わいをみせるオペラ座の横を通り抜けて、メトロへ。カルネ(回数券)を買って、今夜はバスティーユ近くのユースホステルへ。
空港でもらった市街地図をたよりに、うっすらと記憶している通りを歩く。そうそう、旅ってこんな感じ。
6年ぶりの冬のParisは暖かく、そして何か楽しいことの予兆を感じさせる、そんな雰囲気に包まれていた。