宮沢賢治の物語の中に出てくる『注文の多い料理店』が実在するのを知っていますか?
花巻市にある、宮沢賢治記念館のすぐ隣。まぁ、言ってはなんですが・・・、外観は物語のイメージで建てられていますが、中は普通にレストラン+土産物屋です(苦笑)。
物語を読んだので、実際に行って見たい!ということで、姪っ子(5歳)の幼稚園が休みの今日、ふたりっきりで花巻市へ行く事になりました。物語みたいに10枚も扉がないけれど、実在する山猫軒に大興奮の姪っ子。まずは看板の前でパチリ。写真の変な顔は「ネコが怖いよぉぉぉ」というイメージらしいです(笑)
山猫がいるはずもないのに、緊張気味で席に着く(かわいい)。そしてメニューをみて、「わたし、ざる蕎麦がいい!」って言うじゃあーりませんか?(爆笑)普通だったら、お子様ランチとか、ハンバーグとかじゃない?それもすすめてみたんだけど、どうしてもざる蕎麦じゃなきゃ嫌だって言い張る・・・。ナゼ?(後で判明したのが、毎食の昼は麺類と決めているらしい)
ランチの後は、宮沢賢治記念館と童話村を見学。
『銀河鉄道の夜』や『セロ弾きのゴージュ』の展示があったけど、彼女はまだ読んだことがないので、ちょっと難しかったみたい。それでも5歳の女の子にとっては、ハラハラドキドキの世界だったようです。
宮沢賢治のお話って、けっこう難しいんだよなぁ。今日、見学して資料を見て、改めて「大人の読む物語なんだなぁ」と思いました。