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太平洋に行くためにドライバーを雇ったわけだが、彼らにとってもやはり太平洋に行く事は珍しいようだ。出発前に「奥さんと子供も一緒に連れて行ってもいいか?」と聞かれた。村岡さんは快く承諾。このドライバーにとってもミニ旅行みたいなもんだ。
帰り道、ある民家の前で車は停まった。何やら用事があるという。一緒に降りて行ってみると、その民家の庭先には鶏やらひよこやら犬やらネコやら…。窓にはアルマジロの皮を干したものまである(何のため?)。ドライバーは、この家の人と特に知り合いというわけでもなさそうだが、鳥を買う交渉をしている。鶏でもなく七面鳥でもない怪しい鳥。足はアヒルみたいに水かきがある。これを3羽欲しいといって値段交渉。何やら買うことが決まって、かごを1つもらって車に積んだ。 その間、村岡さんはお隣の家を拝見。とてもきれいな植物がたくさんある。赤紫の葉っぱを苗ごと欲しいと交渉開始。おじいさんはとても安い値段で譲ってくれた。写真を撮ってもいいか?ときくと、「うちの庭はとても綺麗じゃろ。君をこの庭で撮ってあげよう!」といい、私のカメラを奪いパチリ。うーん。私はおじいさんを撮りたいんだけれど…。ドライバーさんが気を使ってくれて、村岡さんと3人で撮ってくれました。帰りの車、後ろの席がバタバタとうるさかったのは、言うまでもありません。 #
by monchicamera
| 2006-02-03 22:27
| Mid America2006
南国に来ると必ずココナッツジュースが売っている。ココナッツの実をくり貫いてストローを注したアレである。水のような透明な液体で、甘くもなければ、特徴的な味もない。
村岡さんに聞いた豆知識であるが、ココナッツ汁は驚くべきパワーを秘めていた。なんと、ポカリスエットと同じ成分だという。つまり人間の体液に近く、水分補給にはうってつけということだ。グアテマラでは「点滴用ココジュース」というものまで薬局で売っているらしい。脱水症状になりやすい時にはココナッツを飲めばよいという事だ。これは旅先で役立つわ。魚の買い付けが終わった後は、露店のフルーツ屋さんでココナッツを買う。おばちゃんが勇ましくナタでカットしてくれる。あ~、美味いっ!汗をかいた後には最高だ!味はないのだけど、疲れが取れるような、パワーが回復するような、そんな感じ。ぜひお試しあれ。 #
by monchicamera
| 2006-02-03 22:23
| Mid America2006
心地よい南風。海に到着!太平洋を眺めるのがすごく久しぶりのような気がするが、日本を出たのは2週間前。実はそんなに時間も経っていないのだ。海の向こうは…仙台か?
ビーチの裏手に小さな魚市場。到着したのは10:00am なので、早朝に競りが行われているかどうかは定かではないが、漁民のみなさん、かなりのんびり構えてます(どう見ても昼寝)。私達がクーラーボックス2個を持って現れると、目の色を変えてこっちにやってくる。「こっちの魚が新鮮で安いよ~」---いきなり客取り合戦開始。村岡さんは1ヶ月分の魚を買う予定。品物を定めて、欲しいものだけクーラーボックスに入れるように指示する。魚は量りうりなので、重さを量ってもらう。売り手は1匹でも多く、10gでも大きな魚を売りつけようとするが、こっちとしては、魚の目を見て新鮮なものだけを購入したい。 ![]() びんちょうマグロ1匹、カツオ1匹、クエ1匹、タイ4匹、アジ50匹、海老1袋。全部でQ600くらい。アジは30匹くらい買ったつもりだったのに、気が付かないうちに売り手が無理矢理ボックスに詰めてしまったようだ。 #
by monchicamera
| 2006-02-03 21:52
| Mid America2006
パナの宿、村岡さんが太平洋側に1ヶ月分の食料となる魚を買いに行くというので、早朝6:00に出発した。目指すはPuerto San Jose。グアテマラの地図でないと、その場所は認識できない(何しろ、グアテマラ自体が小さい国なのだから)。サンホセは太平洋側の貿易港として有名で、隣のPuerto Quetzal同様、バナナの輸出を行ったり、他の輸入物が入ってきたりする大きな港である。もちろんサンホセは海に面しているから、海抜ゼロmである。一方、パナハッチェルは標高1500mに位置する。地図で見ると近いように見えるが、高低差を考えると移動に時間を要する。片道3時間のドライブ。「地球の歩き方」にも載ってないし、サンホセに行った所で何があるというわけでもないので、ここを訪れる日本人は少ないと思う。
日本で標高1500mというと軽井沢あたり。日中は20℃前後の過ごしやすい気候であるが、朝晩の冷え込みはある。霧が立ち込める夜明け前の出発。湖をぐるーっと迂回して、どんどん下っていく。途中、道路が寸断されている場所を発見。2005年10月のハリケーン「スタン」の影響で壊れたらしい。崖道を抜け、町を通過。住宅地へ出ると被害の様子が痛々しいところもある。反対側を見ると、新しく建設途中の区画住宅がある。着々と復興がなされているようだ。 2時間も走るとEscuintlaという町に着く。ここで朝ごはん休憩。チェーン店のCamperoへ。ケンタッキーのチキンよりも美味しい店。 車が進むに連れて、木々が変化する。何もないドライな土地から、広葉樹が茂る500mあたり。桜のような木や色鮮やかな黄色の花が咲く木がある。青い空にバランスのよいコントラスト。それを過ぎるとジャングルらしき湿地帯へ。ココナッツの木が生茂る。それを抜けると、アメリカのハイウェイのような広い道路。両脇はカナダの大草原を思わせるような広いグリーン(何もないが、たまに牛や馬が草を食べている)そんな景色を見ているうちにサンホセに到着した。 #
by monchicamera
| 2006-02-03 17:16
| Mid America2006
パナハッチェルからバスで1時間。木曜と日曜に大きな市が立つことで有名な町。周辺の村々から人が集まる。同じ先住民でも、村によってウイピル(織物の民族衣装)が異なり、村は色とりどりの衣装を着た人で埋め尽くされる。
街の真ん中にある、教会はマヤとカトリック教が融合されていて、怪しいお香の煙が充満している。その教会は程よい階段の上に立っているので、今日はその階段に座り、人の往来を観察。 ある鳥の売買の様子。私がその相場を知りたくて「それはいくらですか?」と間から口を挟むと、売り手は七面鳥1匹をQ90(¥1260)と言い、買い手はQ70(\980)と大きな声で言う。すると売り手は「NO」と叫ぶ。人の値段交渉に口をはさんでしまって申し訳ないと思ったので、ちょっと距離を置いて見ることにした。 今日の買い物は、赤の巻きスカート。姉へのお土産。値段は秘密。 #
by monchicamera
| 2006-02-03 07:13
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