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Jan 30/村岡邸はどこですか?

パナハッチェルに10:00am到着。まずは宿を探す事にする。目指すは『村岡邸』。日本人のご夫婦がやっている宿で、ドミトリーQ35と個室の全3室。美味しい日本食が食べられるという評判の宿。

ペンション田代の情報によると、
1.村岡邸はすぐに見つかる
2.サンタンデール通り(買い物メイン通り)を歩いていると、自転車に乗った村岡さんと必ず会う
3.「Don.Takashiの家はどこ?」と、みやげ物屋で訪ねたら、誰でも知ってる
とのことである。所詮、人口1万人の町だし、日本人なんてそんなに住んでないだろうし、何とかなるだろう。

Jan 30/村岡邸はどこですか?_f0044846_13465537.jpgバスを降りてから、通りをうろうろするとすぐに、日本人男性が若い女性2人を連れて歩いている。おお、発見!と思って早速声をかける。「あの~、ドン・タカシさんですか?」
「は?違います」とすぐに返答。ん?違うの?だって日本人じゃないの?それ以上の質問は許されないような、すごく緊迫した空気だったので、とりあえず諦めて立ち去った。
うーん。日本人なんてあんまり見かけないのに、違うのか...。んじゃぁ、あの人は誰だ?しかも若くてかわいい日本人ギャルを2人も連れているのに。

サンタンデール通りを歩いていても、それっぽい人は見当たらない。まだ10:00am。ひょっとして時間が早いのかな。よし、土産物屋に尋ねてみよう!するとおばさん達はなにやら秘密会議をし(ただ単純に場所を知っている人に確認していた)、「あぁ、それならちょっと遠いところにあるわ」と言い、トゥクトゥク(三輪タクシー)の兄ちゃんを捕まえ、「この娘を~~まで連れて行って!Q5で頼むわね!」とだけ言い、私を乗せた。

Jan 30/村岡邸はどこですか?_f0044846_13474793.jpg5分も走ると、閑静な住宅街に到着。大きな白い門の前で降ろされる。中へ入っていくと、門番が居て、ヨーロッパの大邸宅の中庭のような光景が広がった。門番によると村岡夫妻は引越して、今はここに住んでいないと言って、夫妻が残したプリントを見せてくれた。そこには丁寧な挨拶文と新しい連絡先と地図が載っていた。新しい村岡邸はどうやらサンタンデール通りの近くにあるらしい。
やれやれ。巻き戻りじゃないか。トゥクトゥクもいないし、歩いてもどるしかないか。

ついでなので、カメラを持ち歩いて、その街の風景を撮りながら戻ることにした。グアテマラの田舎はメキシコのそれと趣が異なる。もっとのんびりしていて、人々の生活が見えてくる。民族衣装を着ている女性、果物の入った大きな籠を頭に載せて運ぶ姿。乗り合いのトラック。すれ違い様に挨拶をしてくれる時の笑顔。そうそう、旅の感覚ってこんなかんじだよ!

サンタンデール通りのカフェで一休みしようかなと思っていると、日本人発見!目が合った瞬間に、村岡さんだと分かった。「ドンタカシさんですよね?ずっと探してました。お会いできて光栄です!」------すごく優しい目をしたおじさんだった。
# by monchicamera | 2006-01-30 23:55 | Mid America2006

Jan 30/トイレ事件

アンティグアからバスで3時間。「世界で一番美しい湖」と言われているアティトラン湖のほとりにある、パナハッチェルという街へ向かう。その景色は例えるなら、芦ノ湖に浮かぶ富士山が3つ。という、なんとも贅沢な景色だ。その湖畔にはいくつかの村があり、色鮮やかな織物に身を包んだ先住民が住んでいる。今回の旅のメインである。昨年メキシコの先住民の村、サンファンチャムラ村を訪れてからというもの、マヤの文化が薫る先住民の村を訪れたいと思っていた。

アンティグア発7:00pm パン屋前からシャトルバスが出ている。Q36で直行便。チキンバスも走っているが、乗り換え地点でスリが多発などという話を聞くと、こちらの直通に乗ったほうがお得。トイレが着いていないバスなので、3時間我慢しなくてはならないのが難点だが。

Jan 30/トイレ事件_f0044846_1343693.jpg早めに宿を出て、バス乗り場のパン屋へ。中はカフェになっていて、買ったパンにコーヒーが飲めるようになっている。朝いちでコーヒーが飲みたかったけれど、トイレ無し3時間のバスを考えるとさすがに飲めない。とりあえず、パンを1つ買いそこで食べた。出発時間が近くなると、続々と同じバスに乗る人たちが集まってきた。みんなコーヒーとパンを買っている。この辺りで早朝から開店しているのはこのパン屋だけ。なるほど、そういうことか。これは儲かるな。

バスに乗り込むと、車掌に扮した少年がお金集めをする。とても合理的に...。グアテマラ人は計算が苦手と言うが、この少年は機械的に計算をする。Q100渡すと、「Q1コインをお持ちじゃないですか?」と聞いてきた。それを渡すと、すばやくおつりをQ35全てお札で渡してきた。グアテマラにしては珍しい計算方法だ(日本では当たり前だけど)。

Jan 30/トイレ事件_f0044846_13435087.jpgバスに乗って1時間。バスはガソリンスタンドで給油のために停車した。「おっ、トイレに行くチャンスじゃん?でも置いていかれたらどうしよう?」と思ったのだが、ドライバーと同時にバスを降り、「トイレに行きたいのですが、ここで待っててください」と言い、トイレに駆け込む。多くのスタンドがそうであるように、売店の外にトイレはある。そこへ目がけてダッシュ。パッとドアを開けると、先客が...。トイレにしゃがみこむおじさんと目があった。「あ、まずい。ごめんなさいってスペ語で何て言うんだ?まぁいいや。日本語でもいいだろう。」と2秒くらいで考えた。

バスの出発も気になったが、こちらもあと2時間の走行に備えなければならない。「おじさん、早く出てきてよ~」とか「他のトイレはないの?」とか言いたいけど、スペ語が分からない。トイレのドアをドンドン叩いたところで、おじさんのうんこが早く終わるわけがない。どーしよう、どーしよう。とりあえず、黙って待った。
# by monchicamera | 2006-01-30 20:13 | Mid America2006

Jan 29/宿で晩餐

今日は日曜日。日本を1/19に出発したので、ちょうど10日間過ぎた事になる。考えてみると、色んなことがあった。ロストバッケージにあい、風邪をひき発熱、病院に行き、おまけに愛機ローライが壊れる。踏んだり蹴ったりだと思っていたら、グアテマラに来てから楽しい毎日。ようやく旅らしくなってきた感じだ。

Jan 29/宿で晩餐_f0044846_1341521.jpg今日は何をするわけでもなく、宿でのんびり。
朝は散歩して、近くのコーヒー屋で朝食。グアテマラはどこでもコーヒーが美味しい。さすがコーヒーの国だ。

宿に戻って、ランチはトマトソースのパスタ。市場で買った野菜とベーコンを入れて作る。多めに作って、宿の人にも食べてもらった。かなり好評。
# by monchicamera | 2006-01-29 19:29 | Mid America2006

Jan 28/世界遺産の街で結婚式

Jan 28/世界遺産の街で結婚式_f0044846_13393125.jpgアンティグアは街全体が世界遺産に指定されているだけあって、コロニアル風の街並みが中世のまま残っている。石畳に立ち並ぶ家々、壁の色はピンク、黄色、薄緑、水色などパステルカラーでおもちゃ箱のような街である。街のシンボルである時計台(というかアーチ)は絵葉書のようだ。

そこで偶然出合ったお嫁さん。どうやら結婚式を終えて、この街のシンボルの前で記念写真を撮ろうとしているようだ。アメリカみたいにWedding Photographerがベッタリ付き添って撮っているわけではない。親戚のおじさんがデジカメで1枚記念に...という感じ。

撮ってあげるべきかも・・・と思い、声をかける。
「あのー。私は日本でWedding専門に撮っているカメラマンです。あ、カナダでもアメリカでもやってました!良かったら、あなたのを1枚記念に撮らせていただけませんか?」
新婦も付き人も快く承諾してくれたので、さっそく1枚。うぁー、ムイ・ボニータ(とても美しい)!

Jan 28/世界遺産の街で結婚式_f0044846_13394447.jpgメールアドレスと写真の送り先をメモしてもらい、ご挨拶。花嫁は早い足取りで車へ戻っていった。すると、車の中には新郎が...。あ、そこに居たのね。居るなら一緒に記念写真を撮ってあげるべきだったわ~。あー、残念。
# by monchicamera | 2006-01-28 19:18 | Mid America2006

Jan 28/値段交渉の仕方

グアテマラ2日目。スペイン語が堪能なMちゃんと連れてメルカド(市場)へ行く。今回の目的である、民芸品の仕入れだ。まずは相場の価格を調べる事にした。グアテマラは値段があってないようなもの。とりあえず「いくら?」って聞くと、必ず3倍ほど高い値段を言ってくる。例えば、こんな感じ;最初の価格がQ50だとする。

私「Q10でダメ?」
店員「Q10?!だめだよ、安すぎるよ、じゃあQ30は?」(おっと、いきなりQ20も値下げ?)
私「いやー、まだ高いよ。Q10じゃなきゃ買わない」
店員「Q30じゃないと売れないよ~」
私「...私も高くて買えないよ。またね。」(立ち去るフリ←けっこう重要)
店員「ちょっと待って!Q20じゃどう?」
私「うーん。もうちょっと安くしてよ!Q15は?」
店員「そんなに安くしたら、俺のコーラ代が無くなる!Q18でどうだ?」
私「Q15でお願い。10個まとめて買うからさぁ~」

Jan 28/値段交渉の仕方_f0044846_13343615.jpgまぁ、値切り交渉はこんな感じで行われるわけです。ちなみに、お金を持ってそうなアメリカ人後夫婦の場合、同じ商品もQ200とかで売られるわけです。それでも買ってしまう彼らがスゴイと思いますが。

午後にはMちゃんを誘ってレストランへ。前クリントン大統領が来た事があるらしい有名レストラン。ハーブチキンが美味しかった。
夜は、MIXIで知り合ったホンジュラスに住むJさんに急遽会うことに...。アンティグアに住む日本人の方々と一緒にラム酒で乾杯。マグロの刺身を肴に楽しい話題で盛り上がりました。
# by monchicamera | 2006-01-28 19:01 | Mid America2006